2015/11/18

【9つのタイプ】タイプ７の概観－熱くなる人

タイプ7をアニメキャラクターで表現すると、サザエさんです。御存知の通り、サザエさんは磯野家の長女で、フグ田マスオさんの奥さんです。フグ田サザエさんのプロフィールを簡単に紹介しますと、年齢は24歳、九州の福岡生まれ、趣味は読書(特に推理小説が好き)、編み物、料理、ショッピング、スポーツ(テニス、エアロビクス、カツオ達と草野球)です。特技は裁縫(自分やワカメの洋服も作る)、モノマネ(特にゴリラのマネがうまい)友達はタイコさん、他おしゃべり仲間多数。性格は明るく朗らかで、竹を割ったような性格、おっちょこちょい、だそうです。（参考：フジテレビ・サザエさんHP・プロフィール）

タイプ７の特徴は、サザエさんのプロフィールどおり、明るく、朗らか、おっちょこちょい（本人はそのことを気にしていないので自覚はない）と見えます。アニメでのサザエさんは、竹を割ったような性格と評されていますが、同番組の花沢さん（ジャイアンタイプ）のイメージとしての豪放磊落さではなく、多少の失敗は「ま、いっか」と流してしまう、陽気さ、楽天性を指していると言えましょう。また、本が好きな方が多く、推理小説、サスペンス、ミステリー、お芝居、ドラマ、映画などストーリー性のあるものに夢中になります。タイプ7は知的である、と言えるでしょう。他に目を移すと、柳沢慎吾、さんま、コロッケなど、頭の回転の速い方、お笑い系のタレントにたくさん見かけます。天然ボケと言われる浅田美代子、中村玉緒も、早とちりや勘違いなどで笑わせてくれます。タイプ７は、緊張している時もやはりオチャラケてしまいます。例えば、韓国女優のチェジュウもタイプ７ですが、彼女のスナップ写真のほとんどは、わざとしかめっ面をしてみせたり、唇をとがらせたりしています。楽しませようとする一方、緊張を感じている時のタイプ7独特の表情です。

タイプ7の良さは、自分自身の不快感を長引かせない、また相手にも不快感を感じさせ

ない人間になろうとするが故に、物事に対して前向きで、周囲に明るく振舞うことです。それは、痛みを感じる言葉や、苦しい状況から意識をそらさせる根源的なエネルギーを用いて生きているからです。「人生は深刻に考えなくてもなんとかなる」「人間は好きなことをするに限る」「明るく、楽しく生きることは大切だ」と無意識に考え行動しているのです。人に警戒感を抱かせず、人とすぐ仲良くなれます。苦しいと、逃げ腰になる傾向があるのが弱みです。

タイプ７はおっちょこちょいで、物忘れが激しいように見られがちですが、それは誤解です。彼らは優れて記憶力が良く、例えば一度通った道は、長い間覚えていることができます。地理感覚に優れ、目的地に最短で正確に着くことが、容易に可能です。対人関係で、名前、服装、話した内容などを忘れるということは、ほぼ無いといって良いでしょう。業務では、全く整理されていない書類の集まりから、目的の小さな紙片をサッと取り出す場面など、神業ではないかと思うほど、発見する能力に長けています。しかしその反面、机の上は乱雑ですし、ものを捨てることができません。情報を蓄え、頭の中で分類しておく力に優れているのですが、全ての情報に可能性を感じて手放せないのです。

記憶力、発見力、事務処理能力、前向きな行動力、計画力に長じているタイプ7は万能選手と言ってよいでしょう。職種としては、学習能力が高く、明るいので、営業パーソン、接客でもOKですし、秘書、総務、会計などスタッフ部門でも充分に力を発揮します。タイプ７は、全てに「熱くなる人」です。