2016/03/01
「さくらちゃん(大学2年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。
更新のお知らせを受け取るにはメールマガジンへご登録ください。
先日、新聞で働かないアリがいた方が、集団が長続きするという記事を読みましたが、あれはどういうことですか?
北海道大大学院農学研究院の長谷川英祐准教授の研究チームが突き止めた、怠け者アリの生態に関する発表じゃな。
働かないアリがいるのですか?
長谷川准教授によると、アリやハチといった「社会性昆虫」の集団には、ほとんど働かない個体が常に2~3割存在する。短期的な生産効率を下げるため、自然界になぜ働かない個体が存在するのかが大きな謎じゃった。
働いているアリは例えば、何をしているのですか。
アリには卵にかびが生えないよう世話するなど「常に誰かがしないと全体が致命的なダメージを受ける仕事」がある。そこで、働かないアリがいる集団といない集団を、コンピューターのシミュレーションで比較した。
なるほど。それで?
面白いですね。
長谷川准教授は「組織運営に当たり、長期的存続の観点を含めて考えることの重要性が示された。会社で働かないと思われている人も、相対的に腰が重いだけで、ピンチとなれば活躍する可能性はある」と話している。
確かにそうですね。いつもはのんびりしているけれど、緊急時に働き出す人がいますね。
エニアグラムではジャイアンタイプ(タイプ8)やウルトラマンタイプ(タイプ9)などは、緊急時に頼りになる。峰不二子タイプ(タイプ3)が、ずっと頑張り続けと、燃え尽き症候群になりやすい。日本人にうつ・メンタルが多いのは、全員に頑張りを期待し過ぎなのかもしれん。
組織運営には、いつも全員が成果を出す、全員が頑張るだけの集団ではなく、休める人もいる余裕のある集団であることが存続の条件なのかも。メーシー教授、今日も良いことを教えてくれて有難う。
(参考:怠け者のアリ、集団に必要 働き者休むと代わりに労働:日本経済新聞)
気軽にご自身の気質を診断できる【エニアグラム・カフェ】をオープンしました。以下の悩みや願望を1つでも持つ人にカフェの利用をお勧めします。
・自分の成長する方向や、そのためのポイントを知りたい。
・周囲との人間関係の悩みを改善したい。
・相手に合ったコミュニケーションをとりたい。
・モチベーションアップの方法を知りたい。
・今まで、いまくいかなかった恋愛や結婚で成功したい。
・最新の性格心理学について知りたい。