2016/06/21
「さくらちゃん(大学2年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。
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さくらは、ダイエットしたいのですが、何か良い方法はありますか。
ダイエットは食事と運動がテーマになるが、成功している人は少ないようじゃのう。
どうして成功出来ないのですか?
例えば、食事制限をしている時、1日目はうまくいっても、2日目はつい食べ過ぎてしまったとしよう。すると、うまくコントロールできない自分を責め、家族からも食べ過ぎた事について触れられると、強いストレスとなる。
そうすると どうなるのですか?
痩せたいという願望の前に、食べたいという欲求が誰にでもあるが、食べたい欲求を無理に抑えながら、さらに上手にコントロール出来なかった自分を責めるので、ストレス解消をせざるを得なくなる。それで、さらに欲求が増大し、思いっきり食べてしまう。
確かに、食べてはいけないと思いながら、ケーキを2個食べたりします。どうすれば良いのですか。
「食べてはいけない」ではなく、「もう充分に満ち足りた。もう食べる必要が無い」と脳に感じさせることが重要なのじゃ。例えばサザエさんタイプ(タイプ7)の場合、サザエさんタイプは元々、「全てに満ち足りていない、不足な状態は解消されないという恐れ」を持って生きている。であるからサザエさんタイプは早食いになる。食物を味わっておらず、呑みこむように食物を摂取していく。
さくらはサザエさんタイプ(タイプ7)ですけど、確かに食べ物の味を味わっている感覚はありません。
脳は、次から次に刺激を与えられると、前の刺激が消えてしまうという性質がある。転んだ時には痛みを感じるが、「痛いの、痛いの、飛んでけー」と言って痛い処をさすると痛みが消えていく。刺激を重ねることで、初めの痛みを消してしまう原理が使われている。次から次へと口に食べ物を入れていくことで、満腹中枢に信号が行かない前に新しい刺激を重ねることで、脳はいつまでも満腹の感覚を持つことは出来にくくなる。
ということは、食べる時に時間をかけて、満腹中枢に信号が行くように充分に味わって食べることで、脳が「もう一杯だ、充分だ」と感じて自然に食欲が抑えられるということなのですね。
その通りじゃ。さくらちゃんは食べる量を意識しなくて良いので、今までの食事時間を1、5倍にするだけで、ダイエットに成功する。
わぁ、嬉しい。やってみます。他にはどうですか?
ドラえもんタイプ(タイプ2)は、「自分は愛されるにふさわしい存在ではないという、愛情欠乏の恐れ」を持って生きている。であるからドラえもんタイプ(タイプ2)は、食べることでセロトニンを放出して脳が幸福感を得ようとし、過剰摂取になりがちになる。ドラえもんタイプ(タイプ2)は、「親や兄弟、友達に愛されて来たことを思い出したり、食べ物を作ってくれた人への感謝」をしながら食べると、自然に食欲が抑えられる。
(*注:食物の消化が始まると、腸部分に蓄積されたセロトニンが血液中に放出され、幸福感が増大、緊張が緩み、眠気を催すなどの現象を生じる。心理的に幸福感が増大されれば、愛情への欠乏が解消されるので、食物摂取することでのセロトニンの血液放出の必要が低くなる。食べることへの必要が減れば、自然にカロリーコントロールが出来、結果的にダイエットに至る)
ただドラえもんタイプは「自分は愛されている」と思うだけで良いのですか。びっくりです。エニアグラムの9つの自我・気質に合った心理学的な方法でダイエットが出来るのですね。メーシー教授、今日も良いことを教えてくれて有難う。
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