【プロファイル】女優　高島礼子さん

今回は高島礼子さんを取り上げましょう。高島さんの過去は元レディース、レースクイーン、レーサー、そして今は女優。バイクにまたがった凛々しいお姿や、東京モーターサイクルショー、警視庁のポスターでは白バイ隊員の制服姿できりっとした美しさを見せてくれました。私生活でもバイクに乗り、ツーリングでは湘南方面をよく走っているそうです。１９９９年、「極道の妻」シリーズの４代目ヒロインに選ばれ、そのド迫力と美しさで中年以上の男達の心はぐっと掴まれてしまいました。内面は男を立てるタイプだそうで、「そんな礼子さんに、やさしく叱ってほしい」とバカな妄想をしているオヤジは・・・私です（笑）。

さて私は、高島さんのエニアグラムのタイプをイチロータイプ（タイプ１）と判定しました。当初私は、ヤクザの妻や医療捜査官役に起用されるなど、その危険な役柄からジャイアンタイプ（タイプ８）ではないかと考えました。女性タレントとして典型的なジャイアンタイプ（タイプ８）は元プロレスラーの北斗です。しかし、北斗はどちらかというと言葉づかいも乱暴で、ガサツな雰囲気を持ち、高島さんは落ち着きと品位を感じさせるたたずまい。目は笑っていても決してへらへらせず、口はいつも閉じていて、静けさと少しだけ厳しさを感じさせ、明らかに北斗とはタッチが違う。また逮捕された夫をかばう、または男を立てると評されるのも、人として、妻としての「こうあるべき」というルールと、ウィングであるドラえもんタイプ（タイプ２・他者を助ける－ご主人はヒモ状態だった）の力が働いています。お上である警視庁にモデルとして起用される、極道の妻という日本独特の理想の美学を表現した作品に、高島さんの人となりは極めてマッチしています。イチロータイプ（タイプ１）である荒川静香（から「あごのえら」を除いた）の顔にもよく似ていますし、底に秘めている厳しさはイチローに共通しています。

私のセミナー受講生の女性は「もし主人が自分の知らない間に不倫とクスリをやっていたら、自分はどうするだろうか」と悩んでいました。ぜんっぜん、大丈夫です。まず、そんなことは起こりませんし、イチロータイプ（タイプ１）以外の女性ならば、いろいろ考えた末、皆、当然、離婚ですよね。高島さんがご主人と結婚生活を続けようとするのは、彼女が自己のルールを貫こうとするイチロータイプ（タイプ１）だからです。

またさらに、いくつか知りたいことがありますよね。

例えば

「これから、ご主人とどう向き合って生きるのか？」

「ご主人は、立ち直れるのか？」

エニアグラムカフェ７月２４日（日）では、こんな楽しい話題でエニアグラムをお伝えします。ご参加をお待ちしています。

参考：「性格と神経症」春秋社