2017/08/08

【メーシー教授】駄目リーダー１０ヶ条

「さくらちゃん（大学３年女子大生）」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。今日は、「（さくらちゃんの）パパ」が「メーシー教授」に相談に来ています。

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メーシー教授、いつもお世話になっております。以前、リーダーのあり方について学ばせて頂きました。会社には良いリーダーと駄目なリーダーがいると思いますが、メーシー教授は、どのようなリーダーがダメなリーダーとお考えですか？

 

 

そうですな。駄目リーダーの典型例を上げれば、１０例になりますか。

 

 

 

１０もあるのですか。教えて頂ければ有り難いです。

 

 

確かに、自分のリーダーとしての立場を忘れて、部下と一緒になって会社の悪口を言ったり、部下を感情的に叱ったりするリーダーがいます。他はどうですか。

 

確かに、自分の評価を高くするためなのか、部下を上司の前でけなすリーダーがいますね。人間として、どうかと思います。残るは８、９、１０ですね。

 

 

なるほど、気の合う部下だけに目をかけるリーダーがいますね。どうすれば良いのでしょうか。

 

気の合う部下としか付き合えないリーダーは、気の合わない人間との付き合い方が分からない人間。であるから、リーダーに、気の合わない部下との接し方を明確に教える事じゃ。例えば、峰不二子タイプ（タイプ３）のリーダーは、じっくり型のウルトラマンタイプ（タイプ９）の部下は苦手。峰不二子タイプのリーダーには、ゴールが自動的に設定されると、自動的にゴールにたどりつくプロセスが一瞬で目に浮かんでくる。しかし、ウルトラマンタイプ（タイプ９）の部下には、全く思い浮かばない。自らゴール、プロセスを設定することに挑戦しても、何時間、何日をも必要とする。つまり峰不二子タイプ（タイプ３）がゴール、プロセス設定時間が新幹線感覚なら、ウルトラマンタイプ（タイプ９）のゴール、プロセス設定は、自転車並み。

 

それほど感覚が違うのですか。しかしそれは、タイプによる特徴の違いなのですよね。では、どうすれば良いのでしょうか。

 

 

 

すると、どうなりますか。

 

 

指導に 時間がかかりますね。

 

 

その通りじゃ。しかし、ウルトラマンタイプ（タイプ９）の部下を育てるには、この方法しか無い。急がば回れ。峰不二子タイプ（タイプ３）が真のリーダーとなるには、相手のスピードに合わせながら、徐々に効率や成果を出せることが出来る部下を育てられるようになること。このように、全てのタイプに、それぞれリーダーとして学ぶべきポイントがエニアグラムには存在する。

 

 

 なるほど。駄目リーダーの例をあげることで問題の解決が出来るわけではないので、具体的に、良いリーダーを育てる技術が重要ですよね。そしてエニアグラムの知恵を使う事で、９つのタイプ別にリーダーを育てていけるのですね。メーシー教授、今日も良いことを教えて頂き、有難うございます。

 

（参考：労働組合「超」活動法　労働組合活性化研究所　監修　西尾力）

 

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■人物紹介

メーシー教授

秋田県出身。専門は性格応用心理学。ビジネスにも詳しい。野球選手の大谷の読み方を「オオヤ」か「オオタニ」のどちらかも知らないのに、ラジオのキー局で野球選手の人物解説を平気でするなど、かなりユニーク。

 

さくらちゃん

大学３年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。

 

（さくらちゃんの）パパ

人事系コンサルタント会社経営　メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。

 

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