2017/12/12
「さくらちゃん(大学3年女子大生)」と「メーシー教授」が、
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学。ビジネスにも詳しい。野球選手の大谷の読み方を「オオヤ」か「オオタニ」のどちらかも知らないのに、ラジオのキー局で野球選手の人物解説を平気でするなど、かなりユニーク。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
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いつもお世話になっております。
角界の話題が相変わらず続いていますが、貴乃花親方の行動について、教授はどのようにお考えでしょうか。
角界にこの言葉がふさわしいかどうかは疑問じゃが、貴乃花親方は角界のエリートではないかと、わしは考えとる。
角界のエリートとは、どのような意味でしょうか。
フランスの知性と称されておる歴史人口学者・家族人類学者のエマニュエル・トッドは、毎日新聞のインタビューに答えて「本当のエリートとは、社会の多くの人々に対して責任を負っているのだと自覚した人なのです」と語った。
貴乃花親方は、神事である相撲が八百長や暴力などで汚されることの無いようにと、角界を糺そうとしていますね。それが、社会に対する責任の自覚と、教授は思われるのですね。
「横綱は、ただ勝てばよい、強ければよいというものではない」と、態度で示しておる。
確かに白鵬関や元日馬富士関に、社会的責任の自覚があったようには見えませんね。しかし貴乃花親方が角界のエリートだとしても、彼の行動に痛々しさを覚えてしまうのは何故でしょうか。
彼は闘い方が分からず、我々には奇異な行動にしか見えなくなってしまった。元力士であったから、相撲協会や力士とにばかり向き合っておる。上手な闘い方は、国民に向き合い、国民に訴えかけ、国民を味方につけることに尽きる。貴乃花親方が口を開けば、国民はその声を聞こうという状況になっているのに、実に惜しい。
エリートであるから勝てるということではなく、闘い方が大事だということですね。教授、今日も良いことを教えて頂き、有難うございます。
エマニュエル・トッド Emmanuel todd 1951年生まれ。歴史人口学者・家族人類学者
『帝国以後』(邦訳03年)では米国の金融破綻を予言し、28ヵ国以上で翻訳され、世界的ベストセラーとなった。
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