2017/12/26
「さくらちゃん(大学3年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学。ビジネスにも詳しい。野球選手の大谷の読み方を「オオヤ」か「オオタニ」のどちらかも知らないのに、ラジオのキー局で野球選手の人物解説を平気でするなど、かなりユニーク。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
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メーシー教授、こんにちは。
2017年もあっと言う間に、終わってしまいます。来年、良い年にしたいのですが、上手な計画の立て方を教えてください。
上手な良い計画の立て方は、大きくは2つ。なりきり法と変身計画法じゃ。
なりきり法とは、何ですか?
多くの人は、2018年1月1日から始めて、12月31日までの計画を立てようとする。するとその計画は、今年できなかったことの延長で、「来年こそは・・・」というリカバリーになりがちじゃ。さらに出来なかったことからを起点とするので、「また来年も出来ないのじゃないか」という自己不信の心理からスタートしてしまうことになる。
確かに、来年から運動やダイエットしようと思っても、「また、失敗するのじゃないか」と、思ってもしまいます。
すると自分に対する不信感の力が、出来ない結果に誘導していく可能性は高い。自己信頼の高低が、結果に大きな影響を与えることは、心理学で何度も証明されておる。そこで、もうすでに出来てしまった結果のように考える。
具体的には、どういうことですか。
今日の1年後、2018年12月26日から考える。2018年、1年間で、こんなことが出来たと、結果を振り返ってみる。
例えば、「今年1年間は、週3日は運動出来て、ダイエット3キロに成功した」などですか。
その通り。同様に、この1年間で、その他、数々、出来たことを想像して、10以上、ノートに書いてみる。
なるほど、面白いですね。 心が軽くなります。
では変身計画法とは何ですか?
どうやったら、運動とダイエットが出来るか考え、自分が変身した姿を想像し、計画に入れることじゃ。 例えば、運動をお友達と一緒にすると約束する。しかし、様々な用事や、つい怠け心で、相手が運動場に来なかったとする。
はい、お友達だけではなく、自分にもいろいろな言い訳が出て来て、私はタイプ7なので「ま、いっか」と言って、運動を続けられなくなってしまいます。
それが、さくらちゃんとお友達の過去の姿じゃ。しかし、2018年は今までとは違う。もしお友達が運動場に現れなくとも、さくらちゃん一人で、トレーニングする姿を思い浮かべる。
そして、どうなるのですか。
そして、一人ででも頑張っているさくらちゃんのことを知って、お友達もまた、運動に復帰する。
想像してみると、なんだか、楽しくなってきました。教授がおっしゃりたいことは、単に、なった姿の結果を思い浮かべるだけではなく、どのように自分の行動を変えるか、変えたシーンまでも想像し、計画に入れるということですね。なりきり法と変身計画法、やってみます。2018年は、大成功する気がしてきました。メーシー教授、今日も良いことを教えて頂き、有難うございました。