2018/06/12
「さくらちゃん(大学3年女子大生)」と「メーシー教授」が、
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学。ビジネスにも詳しい。野球選手の大谷の読み方を「オオヤ」か「オオタニ」のどちらかも知らないのに、ラジオのキー局で野球選手の人物解説を平気でするなど、かなりユニーク。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
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お世話になります。最近、ある社長が経営上の失敗をして、大変落ち込んでいます。何かアドバイスをしてあげたいのですが。
ワシはあることを思いつかず、2億8千万円を失ったことがある。このような大きなことでなくとも、尻もちをついたり、ガラスのあることに気づかず透明なドアにぶつかることなど、誰にも失敗の経験はある事じゃろう。
そのような失敗は、自分にも経験があります。
ポイントは、その失敗をどのように扱うかということじゃ。 精一杯の努力をした上で失敗をしたとしても、笑いを人生に取り込むことによって、クヨクヨ考えずに、大胆に前に進むことができるようになる。
例えば、どのようなことでしょうか。
元アメリカ大統領であったレーガンは、政権が発足してから6ヵ月目の記者会見で、記者から質問された。「過去、6ヵ月の間を振り返ってみて、こうすればよかったと思えることがあれば教えて下さい」と。
それで、どう答えたのですか。
レーガンは「ヒルトンホテルに行かなければ良かった」と答えた。
どういう意味でしょうか。
レーガンは大統領に就任してまもなく、女優のジョディ・フォスターに振られたと思い込む青年に、ワシントンのヒルトンホテルから出てきたところをピストルで襲撃され、左胸を撃たれたからじゃ。
大変な事件でしたね。
さらに、弾丸を取り除く手術の前に、執刀医師や看護師に、「諸君がみな、共和党員だといいのだがねぇ」とジョークを飛ばした。
それもすごいですね。
執刀医は「大統領、今日一日我々はみな共和党員です」と答え、レーガンを喜ばせた。実は、この医師は民主党員であったそうじゃが、当意即妙、余裕の受け答えには、脱帽じゃ。
失敗や困難を、笑いに変える対応力が素晴らしいですね。
人間は失敗を完全に避けることは出来ない。要は、失敗を出来る限り低く抑えることに尽きる。失敗を出来る限り低く抑えるには、失敗を学びの知恵に変えること。そして成功するリーダーは、失敗を笑い飛ばす力とユーモアが必要じゃ。
失敗を笑い飛ばす力を持つことが、人をたくましく成長させるのですね。
教授、今日も良いことを教えて頂き、有難うございます。
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