2018/07/10
「さくらちゃん(大学3年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学。ビジネスにも詳しい。野球選手の大谷の読み方を「オオヤ」か「オオタニ」のどちらかも知らないのに、ラジオのキー局で野球選手の人物解説を平気でするなど、かなりユニーク。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
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メーシー教授、こんにちは。
本質について、先週も学ばせて頂きましたが、さらに本質の働きについて教えて頂けませんか。
本質が働いている状態を、9種類の性格タイプの自分の特徴から離れて、従来自分が持っていない特徴を発揮しうる事と伝えたが、現象的にいくつか他にある。
他とは、具体的にはどのようなことでしょうか。
心の落着き、活力、喜びの充実、そして自由。
心の落着きや活力などは分かるのですが、自由とは何ですか。
自由には2つある。一つは自分の性格タイプの囚われからの自由。例えば、性格タイプの1であるイチロータイプは、常に100点満点でなければ認めない。99点以下に怒りを覚える。これは、タイプ1の囚われじゃ。性格タイプ1の囚われから自由になるとは、点数に対して評価するのではなく、例え80点であっても、80点を取ったことに対する頑張りにプラスの評価をしてあげることが出来るようになることが、囚われから自由になる事。
もう一つの自由とは何ですか?
相手の自我・気質から影響を受け無くなる事。
どういうことですか?
自分に対してイチロータイプが、完璧では無いことに対して怒ってきても、怒りの感情からは影響を受けない、超然とした自分になる事じゃ。
そのようなことは、どうしたら出来るのでしょうか。
本質的な成長が出来てくれば、自ずと影響を受け無くなる。この場合は、コナンタイプの性格タイプ5の「理解」の力とウルトラマンタイプのタイプ9の力「落ち着き」が発達出来ていれば、怒りの感情に影響されない自分になる事が出来る。
それは、どうしたら出来るようになるのでしょうか。
一言で言えば、自分の内面を継続的に観察し、育てること。本質を発揮させるということは、自分の性格タイプの力で生きるのではなく、逆に自分の性格タイプの力を弱めて、他の性格タイプの力を自由に発揮できるようになることじゃから、内面にあって、まだ発揮できていない自分を意識し、大切にし、育てる事じゃ。
すると、因みに、様々な研修で言われている「強みを伸ばし、弱みを縮める」とは違いますね。教授、今日も良いことを教えて頂き、有難うございます。
毎回各タイプの講義の他、それぞれのタイプのモデルから赤裸々な内面の性格タイプの特徴も聞くことが出来る充実の内容です。忙しくて通学できない、遠くて通えない、という方にも。
各タイプを一つずつ9回に分けて、じっくり学んでいき、理解を深めます。自己成長と他者理解、それからの自己成長を目的としています。同時に、コーチングも学ぶことで、より実践的に日常やビジネスでの対人関係力を高めるための技術として習得していきます。