2022/08/30
人材開発の現場では、何を目指せばよいのでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、お世話になります。
今日は、人材開発の現場で何を目指せばよいか教えて頂きたく伺いました。
人材開発・・・。会社が求める開発が、社員の能力なのか、社員のあり方なのか、社員の行動なのかによっても異なるが・・・。
総じて、これを目指すというものは無いものですか?
いや、ある。
それは「行動変容と定着」じゃ。
と言われますと・・・。
制度を変える、研修を行うなどで社員の意識や態度行動を変化させる事は出来る。
あるコンサル会社は「ルールを変えることで社員のやる気が出る」と宣伝している。
それではダメなのですか?
ダメでは無いが、一次的な変化ではなく、内面からの自発的な行動変容が必要じゃ。
さらに変容した行動を定着させる事。つまり行動を習慣化する。
習慣ほど強い力は無いと「7つの習慣」で学びました。
であるから人材開発は「行動変容と定着」を目標とすれば良い。
なるほど。会社側が「どのような行動を取って欲しいか」を定め、「トレーニングを行ない」、「習慣化させる」のですね。
さらに「評価」も行動変容の結果で行う。全体を良く設計して進めた方が良い。
なるほど。「評価」まで含めれば、自発的な行動になりますね。
今日もとても良い勉強になりました。有難うございます。