2022/09/01
ある会社の社長から「決断できない若手の課長をどのようにしたらよいか?」との相談を受けたパパ。必要な決断力とは?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、お世話になります。
本日は、ある会社の社長から相談を受けましたのでお話を伺いに来ました。
決断できない若手の課長をどのようにしたらよいか、とのことです。
決断力。「右か左か」を決める事じゃな。
はい。誰でも決断を下すのが不安ということはよくあることかと。
決断を下して、初めから成功する事はほぼゼロ。
初期の決断の目的は経験値を上げる事と割り切った方が良い。
しかし、失敗は避けた方が良いのでは・・・。
その失敗から学べれば、正答率は高くなる。
わしも数限りなく失敗してきた。1億6千万円の大穴をあけたこともある。
「失敗から学ぶ」大事な考え方ですね。
失敗のチャンスを活かさせる環境は大事だ。
欧米では、一度失敗した人にこそ、多額の投資をする。
人材の育成ですね。欧米のビジネススクールでは失敗した人を成功に導く教育プログラムがあるとも聞きました。
失敗のセーフティネットの準備があって、決断をさせる。
しかし2度同じ失敗した人間にはチャンスは与えない。
が、いずれにしても深い育成をしておるな。
なるほど。決断力のない課長を決断させるためにセーフティネットを設け、後のフォロー、成功への指導まで考えるのですね。
今日もとても良い勉強になりました。有難うございます。