2022/09/13
会社で研修を行うと、成長できる人と出来ない人がいます。その違いは学習能力の問題とのことですが、どこに差があるのでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、お世話になります。
ある企業の社長からの依頼で階層別研修を行うことになりました。研修を行った際、成長できる人と出来ない人がいるように思いますが、如何なものでしょうか。
成長できる人と出来ない人の違いははっきりしておるな。
と言われますと?
それは学習能力の問題じゃ。
学習能力とは学ぶ力の事ですね。
どこに差があるのでしょうか?
大きくは3点。
一つは、何を学ぶかを決めて臨む人は成長する。何を学ぶかの
目的が無い人は、結果が薄い。
2点目はなんでしょうか?
学んだことをどこに活かすか自分の行動のアウトプットを想定できる人は、吸収が良い。
確かに行動に移す想定があると実行、検証にはやくとりかかれます。
最後に成長に欠かせないのは心の柔軟性だ。
心の柔軟性とは何でしょう。
どのような事にも興味、関心を持って取り組むこと。よく人の話を聞く人、様々な本を読む人は柔軟性は高い。
なるほど。硬直化した人には、どのような良い学びも、無駄かもしれませんね。
最近、毎日、シャワーを浴びながらスクワットを50回するように習慣化した。ある人から「筋肉はうそをつかない」と習ったからじゃ。
そして、本を読むと「筋肉は老化や年齢に関係なく何歳でも強化され、太くなる」と書いておった。そんなことがあるのかと驚いた。
で、どうなりましたか?
わしは昨年12月、首の骨を折った影響で、寝たきりで筋力が弱くなり駅の階段を昇るのがつらくなっておった。しかし、2週間スクワットを続けた結果、今は1段飛ばしで昇れるほど回復した。
スゴイですね。見事な検証結果も出ました。成長するには3つの要素があるのですね。1つは何のために学ぶのか目的を持つ、2つめは学んだ後のアウトプットを想定する、3つめは心の柔軟性ですね。
今日もとても良い勉強になりました。有難うございます。