2022/09/15
前回、成長する人について学びましたが、成長させるために会社側で行う良い方法はあるのでしょうか。性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、お世話になります。
前回、成長する人について教えて頂きましたが、成長させるために会社側で行う良い方法はありますでしょうか。
わしが思う最もまずい方法はやりっぱなし研修。
2時間、時には1日かけて研修をしても、その後のフォローが無い研修は効果性が低い。
と言われますと。
人間は何度かの繰り返しの中で身体に浸み込ませて覚えていくもの。
確かにその通りですね。
では、どのような方法が良いのでしょうか。
まず集合研修を行う。研修後に学べた部分、気づけた部分をアンケートによって文章化して貰う。
そこまでは、やっている会社も多いと思います。
そこから先が重要。提出されたアンケートを元に個人面談を行う。面談の際、研修で学んだことをどのように実行するかを聞く。
なるほど。行動に移させるのですね。
集合研修では意識の変容を促す。
面談では行動の変容を促す。
その後はどうしますか。
2週間ほどおいて、面談した対象者がどのように実行したかについて、簡単なレポートを提出させる。360度評価で客観的な情報を得るでも良い。
行動に移せていない場合は再度研修し、また個人面談を行い、定着するまで繰り返す。
なるほど。研修による意識変容、面談による行動変容、行動定着のための反復ですね。これは効果が期待できますね。
今日も良いことを教えて頂き勉強になりました。
有難うございました。