2022/09/22
前回、会社側が社員を成長させるために「自分に向き合うことを意識させる」ことが大事だと学びました。さらに社員を成長させるための良い方法はあるのでしょうか。性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、今日も宜しくお願いします。
前回、成長させるために「自分に向き合うことを意識させる」と教えて頂きました。さらに社員を成長させるために会社側で行う良い方法はありますでしょうか。
研修の結果を義務付けること。
と、言われますと。
研修の先にあるアウトプットを明確にさせる。
つまり、どのような行動変容を期待するかを伝える。
行動変容の期待内容を伝えた後は?
面談の際「以前まではこうであったが、これからはこう変える」と本人の口で言って貰う。
ビフォー、アフターを自分の言葉で明確にして貰うのですね。
人間は明確に意識し続け、行動が継続出来れば行動定着していく。
なるほど。行動変容から行動定着に結びつけるのですね。
あるリーダーには「顧客ファーストとは個別最適化である」と3回話した。リーダーの頭に「個別最適化」という言語が入ってき出すと、部下への指示の仕方が明らかに変わってきた。
どうなったのですか?
リーダーは部下に「顧客Aさんにはどのような最適化を行ったか」と聞くようになった。
なるほど。部下が聞かれることで、部下の意識も変わってきますから効果が期待できますね。
今日も良いことを教えて頂き勉強になりました。
有難うございました。