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株式会社エニアグラムコーチング - ブログ

2022/10/20

【メーシー教授】Empathy 相手の立場に100回立つとは

ある社長から、コロナに感染しているのに連絡せず、出社してきた社員に困っているとの相談がありました。どうアドバイスすべきでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。


■人物紹介

メーシー教授メーシー教授

秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。

 

さくらハッピーさくらちゃん

大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。

 

(さくらちゃんの)パパ

人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。

 


 

メーシー教授、今日も宜しくお願いします。

ある社長から「コロナに感染しているのに連絡せず、出社してきた社員に困っている」と相談を受けました。どうアドバイスすれば良いのでしょうか。

メーシー教授

 

どういう理由で出社してきたのかな。

 

 

 

本人は、お金に困っているらしく、休みたくなかったとのことだそうです。

 

メーシー教授

 

ずいぶん身勝手な理由ではあるが、会社側も教育が足りないのでは無いかな。

 

 

と言われますと・・・?

 

メーシー教授

 

仕事上の連絡は、個人都合のためにあるのではない。幼稚園に通う子どもの「熱があるので今日、休ませます」という個人的な伝達ではない。
会社全体、組織のための連絡である事を意識させる事。

 

 

なるほど。コロナでも出社してきた社員は、会社全体、組織のためにどう行動しなければならないことが分かっていなかったという事ですか。

 

メーシー教授

 

社会人基礎力の問題だが、全体の中で自分がどのように行動すべきかが分かる人が減ってきたように思う。

 

 

ではどうすれば良いのでしょうか。

 

メーシー教授

 

会社で教えること以外ないと思う。集団で研修を行い、その後個人面談を行なう。個人面談では、研修後、本人はどのような態度、心がまえで仕事に取り組むか、行動するかを確認する。

 

 

なるほど。教育のやりっぱなしでは無く、ぎゅっと締める感じですね。

 

 

メーシー教授

組織全体の中で、又は相手の立場に立って自分がどのように行動すべきかが分かるようになることをEmpathyと言う。
Sympathyは共感と言う意味だが、Empathyはさらに相手に寄り添い相手の立場に100回立って考える、感じるくらいの強い共感性を持つ。

 

 

「相手の立場に100回立つ・・・Empathy」。
例えば東日本大震災や阪神淡路大震災の時に、誰かが家族を失った辛い話を聞いた時、過去の自分の似た経験から、さも自分の事として感じられるレベルですね。当たり前のことですが、出来るようになるには、社会人教育が必要なのですね。
今日も良いことを教えて頂き勉強になりました。
有難うございました。

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