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株式会社エニアグラムコーチング - ブログ

2022/10/27

【メーシー教授】上手な採用面接

ある社長から、採用が上手くいかないとの相談がありました。採用の上手な会社は「面接の仕方」がうまいとのことですが、採用の面接が上手い、下手はどこで決まるのでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。


■人物紹介

メーシー教授メーシー教授

秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。

 

さくらハッピーさくらちゃん

大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。

 

(さくらちゃんの)パパ

人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。

 


 

メーシー教授、今日も宜しくお願いします。

ある社長から「採用が上手くいかないのだが、良い方法はないだろうか」と相談を受けました。どうアドバイスすれば良いのでしょうか。

 

メーシー教授

 

採用の上手な会社は「面接の仕方」がうまい。
能力が良く見抜けている。

 

 

「採用面接の上手い、下手」はどこで決まるのでしょうか。

 

メーシー教授

 

下手な面接は「出来るか、出来ないか」で聞く。例えばセールスマンの面接時「なかなか購入に結びつかない困難な営業でも、継続して営業を続けられますか?」と聞くのは、下手な質問の仕方。
答えは「ハイ、出来ます」と言う答えしか出て来ない。

 

確かにそうですね。では、どのような質問が良いのでしょうか。

 

メーシー教授

 

場面を設定してもっと具体的に聞く。
例えば「もし燃費の悪いスポーツカー売り込まねばならず、そのスポーツカーを私に売ろうとするとき、どのようにしますか?」
と質問する。

 

なるほど。難しい質問ですね。

 

メーシー教授

 

出来るセールスマンの答えとして「お客様はどのような車に乗っていらっしゃるのですか」又は「どのような車をお求めですか」と、まずお客様に聞くことが出来るかどうかが入口になる。

 

 

なるほど。お客様のニーズを掘り出し、お客様に合わせて売り込むという営業の基本が身についているかを確認するのですね。

 

メーシー教授

 

その通り。「出来るか、出来ないか」ではなく、具体的に困難な場面でどのように対処できるかを細かく説明させる質問が有効。

 

 

なるほど。能力を見抜くには、面接者が質問を準備し、良い答えとは何かを知っておく必要がありますね。
今日も良いことを教えて頂き勉強になりました。
有難うございました。

 

*参考図書:「『使える人材』を見抜く採用面接」細井智彦著

↑良い本です。人事関係の方にお勧めします。

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