2022/11/03
前回、採用面接の仕方で「中途採用の際、前職の志望動機を訊くことは有効」と学びました。では、新卒採用の面接での有効な方法はあるのでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
中小企業 人事部 人財開発チームに所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、今日も宜しくお願いします。
前回、採用面接の仕方で「中途採用の際、前職の志望動機を訊くことは有効」と伺いました。
中途採用では無く、新卒の面接に有効な方法があれば教えて下さい。
面接官は、よく志望動機を聞きたがるが、会社の実際や仕事を経験したわけでは無いので得られる情報は少ない。せいぜい企業研究の熱心さを知るにとどまる。
確かにそうですね。やってもいないのに本当にやりたい仕事かどうか、本当に自分に合っているかなど分かりませんよね。
やりたい仕事に就いても、1割しか続けていないというデータもある。9割は本来の志望ではない仕事や業務に移っている。
確かに自分もそうです。
ではどうすれば良いのでしょうか。
本人の強みについて面接官は訊きたがる。
特に学生時代、その強みをどう活かしたかを訊くだろう。
はい。そのように学生も話を準備して来ると思います。
それは作られた過去であるかもしれない。
過去ではなく、現在を訊くと本当の実力が分かる。
と言われますと・・・。
「今の就職活動で自分の強みをどのように活かしていますか?」と訊く。
これは、ほとんどの学生には答えられない質問ですね。
「過去の行動ではなく、現在の行動を訊く」
この質問に答えられる学生は入社してからの行動も見えやすいですね。
今日も良いことを教えて頂き勉強になりました。
有難うございました。