2016/11/24
アメリカ大統領にトランプが選出されましたが、娘のイヴァンカ・トランプの存在が選挙戦に大きな影響を与えたことは事実です。報道されているように、イヴァンカが美人で才女、大金持ちで3人の子供に恵まれ、実業家であり、ファッションモデルとしても有名、と非の打ちどころのない女性であり、アメリカで大人気、今、世界中が注目しています。
イヴァンカの学歴、家族、美貌、実業家としての手腕についての情報は多いのですが、残念ながらエニアグラムで分析できるほど、彼女の性格や行動については分かっていません。そこで私は、職業とエニアグラムにおける自我・気質の関係について述べます。彼女の職業であるファションモデルは、肉体的にも精神的にも非常に強靱であることが求められる実にハードな仕事です。特に人気モデルは何時間もの撮影を1日に何本もこなさなければならず、最後まで笑顔を見せ続けるプロの精神力と肉体は並大抵ではありません。これは実際に経験してみるとよく分かります。最近、私は、撮影されることが多く、カメラの前で1時間以上話し続けることもありますが、終了後は身体の奥の方に重い疲れを感じます。撮影の次の日の午前中は、疲労感から仕事にならない時もあります。TVタレントや俳優、アナウンサー達が、毎日カメラ撮影されていることを考えると、その能力の高さは本当にスゴイと感じています。ファッションモデルは背が高く美しいことは当然で、さらに長時間他人から見られることに耐えられるタフな精神力を持つ人物であらねばならないことから考えると、ファッションモデルという職業はウルトラマンタイプ(タイプ9)に最も適していると私は考えています。また、イヴァンカのスピーチの落ち着きぶりや、内面からの輝き、オーラと穏やかな笑顔から見ると、私が想像するに、ウルトラマンタイプ(タイプ9)ではないかと思います。
それを裏付ける根拠として、彼女の幼年時代のエピソードを一つ取り上げます。
イヴァンカが8歳の時、トランプの浮気が原因で巨額の賠償金をめぐる泥沼の離婚訴訟が起きました。両親の離婚という現実の中で、家族が引き裂かれていく辛さとともに、メディアは連日、トランプ夫婦の激しい争いを取り上げます。その時トランプには3人の子供がおり、兄弟たちは父親と口をきくことを避けましたが、イヴァンカだけは父親を責めることは無かったと報じられています。ウルトラマンタイプ(タイプ9)は、他者とのつながりが無くなることを無意識に恐れるがあまりに、他者との衝突を避けます。イヴァンカは、父親とのつながりが切れることを無意識に避けたのではないかと分析し、この一件からも、彼女はウルトラマンタイプ(タイプ9)であると私は診断します。
因みに、これからの彼女の行動ですが、選挙戦での自分の役割を果たし終え、自分の実業と家族の世界に戻る可能性が高いと私は見ています。となると、トランプ本人の実力だけでアメリカ国民の人気を維持することは困難であり、トランプ政権の維持のためにトランプを支えるイヴァンカが存在するかどうかが、今後の大きなカギとなることでしょう。
さて、次回の診断は、ピコ太郎を取り上げます。
皆さんはピコ太郎の気質・自我のタイプは何だとお考えでしょう。
みなさんの診断コメントをこちらにどうぞ→ info@enneacoach.com
タイプ1・・・完全主義者「星一徹」
タイプ2・・・博愛主義者「ドラえもん」
タイプ3・・・成果主義者「峰不二子」
タイプ4・・・ロマンチスト「スナフキン」
タイプ5・・・研究者「名探偵コナン」
タイプ6・・・サポーター「マスオさん」
タイプ7・・・楽天家「サザエさん」
タイプ8・・・挑戦者「ジャイアン」
タイプ9・・・平和主義者「ウルトラマン」
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