2017/06/22
今回は、支持率が急落した安倍総理について取り上げます。
安倍総理のタイプについては、私の監修したプレジデントの特集「2016年5月30日号・相手の性格別『言い方・聞き方』大全 人を動かす すごい心理学」で、マスオさんタイプ=タイプ6と紹介しました。タイプ6の特徴は「安全・安心への執着」「警戒過剰」「強い猜疑心」です。「安全・安心への執着」という点では、安倍総理から「日本の安全、国民の皆さまが安心して暮らせる社会の実現の為に・・・」と何度、聞かされたでしょうか。このフレーズは、歴代総理の中でも安倍総理に最も愛されたテーマでしょう。安全保障関連法(安保法)を成立させた際、合理的に説明できない部分に対して多くの学者は批判的でした。定義や認定方法が、きわめて曖昧だったからです。「後方支援と人道支援とは武器使用の点でどう違うのか」、説明を聞けば聞くほど、よく分からなかったり、後ほど稲葉防衛大臣から「『戦闘』と書かれた報告書があったけど、廃棄しちゃたんだけど、やっぱりあった」などが出て来て、ますます混乱させられました(この人たちで、ダイジョブか?)。安倍総理の「安全・安心への執着」と「警戒過剰」の産物というだけでは無かったことを祈ります。
定義や認定方法が、きわめて曖昧である点では、今回の共謀罪も同じです。多くの人が共謀罪に反対するのは、戦前の治安維持法と同様の監視社会が作り出されることを懸念しているからです。裏返せば、タイプ6の特徴から、やはり「警戒過剰」となり、安倍総理は日本に監視社会を作り出したいのだとも受け取れます。担当者が「こいつ、何か企んどる」と考えるだけで、逮捕、取り調べする権限を生じさせる社会です。つまり安倍総理は、自分の家族やお友達を除いた日本国民に対し、何か「強い猜疑心」を持っているのではないかと私には考えられるのです。猜疑心から来る発想は「国民の誰かは、どこかで、何か悪いことを企んでいる。その悪い奴らを、簡単に見つけ出せる法律を作ろう」ではなかったでしょうか。安倍総理への政治批判としてではなく、安倍総理の一連の政治行動は、タイプ6の持っている特徴を具体的に体現しているように、私には見えます。
・安全・安心への執着
・警戒過剰
・強い猜疑心
以上から、安倍晋三はタイプ6であると診断しますし、タイプ6の特徴そのままに行動していると言えるでしょう。
みなさんのコメントや、取り上げて欲しい方をこちらにどうぞ→ info@enneacoach.com
タイプ1・・・完全主義者「星一徹」
タイプ2・・・博愛主義者「ドラえもん」
タイプ3・・・成果主義者「峰不二子」
タイプ4・・・ロマンチスト「スナフキン」
タイプ5・・・研究者「名探偵コナン」
タイプ6・・・サポーター「マスオさん・星飛雄馬」
タイプ7・・・楽天家「サザエさん」
タイプ8・・・挑戦者「ジャイアン」
タイプ9・・・平和主義者「ウルトラマン」