2017/07/21

【プロファイル】本田圭佑・再び

今回は、以前、マスオさんタイプ（タイプ６）ですと申しあげた、本田圭佑を再び取り上げます。私の診断、本田圭佑＝マスオさんタイプ（タイプ６）については、何人かから疑問の声がありました。その中で、沖縄のキャリアコンサルタントの平良浩樹さんが「実現の条件～本田圭佑のルーツとは～」（本郷陽一　東邦出版）と「直撃　本田圭佑」（木崎伸也　文藝春秋）の書籍から本田圭佑のタイプを診断する有益な情報を下さいました。抜粋の内容を記述し、「・」で私のコメントを述べます。

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■子供時代、アマチュア時代の本田圭佑のエピソードとして

 

１、　祖父があまりに（本田が）仏壇を拝まないから、一度、「拝んでみなさい」と叱ると、「どうせ、座ってウダウダ言っているだけやろ」と、反抗した。

　「ほんだら、やってみい！」

　「やったるわ」と、本田は正座してお経を読み始めたが２時間が過ぎても終わらない。

　足がしびれ、やがて立てなくなり、最後は涙しながら、その場で倒れていたそうである。

 

・負けず嫌い。反抗精神・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

２、　山登りが趣味の祖父は、休みの度に兄弟を車に乗せて山や川に連れて行った。

　「兄貴は大人しかった。人と争いごともしない子なのに弟はまったく逆。負けん気が強かったなあ」

 

・負けん気・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

３、本田圭佑の口癖は「僕は何でもできる」だった。

　野生の猿の群生で有名な箕面の滝に行った時は、「オレは猿と対決して勝てる」と言ってきかなかった。

　「よし！対決してみいや」

　山道に車が入ると案の定、その周りに猿がキーキーと叫び声を出しながら集まってきた。集団である。

　強気の孫も怖気づいて外に出ようとしない。

　「どうしたんや。対決せえや」

　祖父がドアを半分開けて、そう、けしかえると「１対１やったら負けへんけど、こんなんいっぱいおるのはずるい」と顔を真っ赤にして強がった。

 

・やはり、負けん気・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）。「僕は何でもできる」・・・サザエさんタイプ（タイプ７）の万能感

 

４、本田の過去を語る時、「当時からモノが違っていた」と称賛する関係者は多い。しかし、摂津ＦＣの生き字引と言われる代表の藤林繁男さんは、そうは感じ取っていなかった。

　「ここに来た時は、他の選手と、そう何も変わらない普通の選手でした」

　ひとりの凡庸なサッカー少年に見えた。

　しかし、藤林代表は、「ただひとつ違ったことがあった」と言う。少年が秘めた異彩の輝きである。「絶対に負けないという気持ち。負けん気やね。メンタルの強さと高い意識とちゃうかな」

 

・負けん気・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）。

 

■本田圭佑本人の語録から

 

１、我慢してやるというのは、自分の哲学に合わない。

 

・他者や環境に従わず、コントロールされずに、自分のやりたい様にやりたい・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

２、人のやらへんことを、やりたいからね。それやったら、誰もたどりつけへんやろって思っている。

 

・勝者、トップになりたい・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

３、（直前合宿でＦＫがほとんど入らず、不安にならないか？という質問に対して）

いや、練習でＦＫが決まってないことに関してはまったく問題ないですからね。むしろ練習では入らないくらいの方が、オレの場合はいい。練習というのは、蹴った感触や、足に当たっている感覚さえ確かめられればいいんです。

 

・「練習でＦＫが決まってないことに関してはまったく問題ないですからね」・・・ダメでも自分の負けを、絶対、認めない・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

・感触、感覚・・・ガッツセンター（タイプ８、９、１）の言語

 

４、自分の器用さが嫌なんですよ。それだと成長スピードも、のびしろも、日本人の枠に収まってしまいます。

 

・（テクニック的な）器用さではなく、力・パワー志向？・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）？

・「日本人の枠に収まって」自分は、大物と言いたい？ジャイアインタイプ（タイプ８）？

 

５、（３６５日のうち、幸せを感じる日は何日あるか？という質問。

オレの場合は、途切れ途切れですけど、幸せを感じる日は多いし、楽しい感覚というのは日々ある。（中略）要は自分の信念から逃げるか、逃げないか。その差だけ。（中略）研究者というのはその狭間で常に厳しい方を選び続けている、究極のパーソナリティだと思う。（中略）でも、それって人生と一緒でしょ？人生も白黒はっきりしている。

 

・、楽しい感覚・・・「楽しい」はサザエさんタイプ（タイプ７）が使う言語ですが、「感覚」と繋げていることから、やはりガッツセンター（タイプ８、９、１）

・逃げるか、逃げないか、白黒はっきり・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

６、安定って言葉は、これまで生きてきてあまり使ったことがないし、聞いたこともないですね。僕の辞書にない言葉です。

 

・「安定って言葉は、・・・僕の辞書にない言葉です」タイプ６ではありませんでした。私の診断は間違っていました。

 

７、確かにガンバのユースには、受かっても行かないつもりでしたね。でも、受かっていかないというのをやりたかったのに、落ちちゃったからね。自分が描いたカッコいいストーリーが崩れてしまった（笑）

 

・「受かっていかないというのをやりたかった」自分の「MY　WAY」の美学・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

８、人間関係を大事にするなら、本音を言わないとあかん。むしろ本音を言わない人は、逆に人間関係を大事にしていないように思える。

 

・「本音を言わないとあかん」・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

９、下馬評通り、案の定ブラジルに負けて。なんか嬉しくなる気持ちわからへんかな？簡単に勝てたら、この先おもしろくなくなるやん、みたいな。

 

・危機に至って、興奮、モチベーションが上がる・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

１０、僕がビッグクラブに行けば、計り知れない成長が待っていると思います。僕は特に“環境先行型”ですから。自分よりもレベルが高いところでやることで、いろんなものを吸収して、今ここにいる。

 

・厳しい環境に自ら自分を置く事で成長する、チャレンジャー・・・ジャイアインタイプ（タイプ８）

 

１１、俺は多分、何かを守ろうとしている人間と根本的に思考が違う。おもしろいか、おもしろくないか。おもしろいやんとなったら、評価がズタボロになってもやる。

 

・「何かを守ろうとしている人間と根本的に思考が違う」やはり、タイプ６ではありませんでしたね。

 

以上の内容から、本田圭佑はジャイアインタイプ（タイプ８）と（再）診断、致します。

 

 

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タイプ１・・・完全主義者「星一徹」
タイプ２・・・博愛主義者「ドラえもん」
タイプ３・・・成果主義者「峰不二子」
タイプ４・・・ロマンチスト「スナフキン」
タイプ５・・・研究者「名探偵コナン」
タイプ６・・・サポーター「マスオさん・星飛雄馬」
タイプ７・・・楽天家「サザエさん」
タイプ８・・・挑戦者「ジャイアン」
タイプ９・・・平和主義者「ウルトラマン」