2017/02/02
本日は、エニアグラム学習者から度々質問のある、戦国の武将、織田信長を取り上げましょう。
人物の性格タイプを観る時、私は
・顔の特徴
・言語
・行動・態度
・服装の特徴や持ち物
・気の種類(強さ・弱さ・暖かさ・厳しさ・謎めいた感じ・ストレートさ・陽気さ・根暗さ、うそをついている感じなど)
・声
・歩き方
・筆跡
・本人の根元的恐れ・囚われ
・職業選択とその理由
・ライフスタイル
・恋愛・結婚
・人間関係
などを手掛かりに、診断します。
信長の場合は、時代が時代でしたから、彼の職業の選択において、「武将であるからタイプは○である」とは判断できません。声も残っていませんし、歩き方や気を感じることもできません。診断のために残っている要素は、顔の特徴、伝え聞く行動・態度、人間関係、服装の特徴や持ち物、ライフスタイルです。今回、私の注目する点は信長の奇行、発想の斬新さ、行動・態度、人間関係です。
奇行については、父・信秀の葬儀の際、信長が抹香を仏前に投げつけた事件は、皆さんよくご存じの事でしょう。その後、信長の素行の悪さから、教育係が切腹した程でした。
発想の斬新さは、桶狭間の戦いの奇襲攻撃や南蛮文化を受け入れる姿勢、長篠の戦いなどの戦に鉄砲を持ち込んだなど、当時の人間には考えられないやり方は有名ですよね。誰もが思いつかない事、前例のない事を積極的に実践することでは、坂本龍馬と双璧を為すと言えると思います。
人間関係においては、家臣の登用に関して、足軽だった秀吉や忍者出身とも言われている滝川一益など、優秀な人材であれば身分に関係なく抜擢し、重く用いました。祭りの際は庶民と共に踊ることで人々を楽しませたり、安土城の内部を公開して武士、庶民を問わず大勢の人々を招き寄せたという逸話、障害者に対して木綿を与えてその世話をしたという話など、庶民とも分け隔てなく接しました。信長は身分の差をあまり気にしない性格でした。
・数々の奇行
・誰もが思いつかないことを思いつき、実行する
・身分の差を気にしない
この3つの項目を考えた時、全てを持ち合わせるのはスナフキンタイプ(タイプ)です。ですから織田信長はタイプ4であると私は診断します。
みなさんのコメントや、取り上げて欲しい方をこちらにどうぞ→ info@enneacoach.com
タイプ1・・・完全主義者「星一徹」
タイプ2・・・博愛主義者「ドラえもん」
タイプ3・・・成果主義者「峰不二子」
タイプ4・・・ロマンチスト「スナフキン」
タイプ5・・・研究者「名探偵コナン」
タイプ6・・・サポーター「マスオさん・星飛雄馬」
タイプ7・・・楽天家「サザエさん」
タイプ8・・・挑戦者「ジャイアン」
タイプ9・・・平和主義者「ウルトラマン」
お気軽に診断コメントをお寄せください。お待ちしています。