2016/09/27

【メーシー教授】「言った」「言わない」の本当の原因とは？

「さくらちゃん（大学2年女子大生）」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。

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さっき、アルバイト先の塾から「添付の死霊をお読みください」とメールが来ました。資料のことだと思いますが、怖いです（笑）

 

 

メールの変換間違いや言い間違いは、わしもよくやるが、笑えるのう。タレントの三宅祐司の奥さんの天然ボケは最高で、ガソリンスタンドで「マンリンガンタン」（ガソリン満タンの意味）と言ったり、お義母さんに「暮も近づきまして」を「墓も近づきまして」と手紙に書いたそうじゃ。

 

厳しいですね。他のタイプはどうですか？

 

 

 

うっ、ズキッときます。その通りです。他のタイプはどうですか。

 

スナフキンタイプ（タイプ４）にはそもそも「完成」という概念が存在しない。自分の感情を充分に表現し終えたと感じた時だけが「完成」じゃ。１９２９年「山椒魚」の名作を発表した井伏鱒二は、１９８５年、自選全集に収録する際に井伏自身によって結末部分が大幅に削除されたことで議論を呼んだ。創造者、スナフキンタイプ（タイプ４）である井伏は５０年以上も、自分の表現を探求し続けたのじゃ。

 

 

陶芸家が、窯から出たばかりの自分の気に入らない作品をたたき割っている姿が目に浮かびます。自分の本当に求めている逸品にまで創作し続けることを「完成」と言っているのですね。

 

その通り。このように、同じ日本語で話しているようで、各自我・気質の言語は、言葉の意味が全く異なっておる。互いのコミュニケーションミス、例えば「言った」「言わない」のような単純な食い違いも、実は「現実に言ったか」、「現実に言わなかったか」、ではなく「自分の意味でこういった」「自分の意味では、こう取った」という違いがほとんどなのじゃ。

 

 

そうなんですか。さくらが言っていることが、お母さんの取り方と違うことは、自我・気質の違いから起こる現象なのですね。エニアグラムを学んで、「他者の言語理解」が進むと、もっと効率の良い、ストレスの少ない仕事や人間関係が構築できると思いました。メーシー教授、今日も良いことを教えていただき、有難うございます。

 

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