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2016/03/08

【メーシー教授】なぜ、整形手術はうまくいかないのか?

「さくらちゃん(大学2年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。

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さくらなやみ

 

私、きれいになりたいのですが、整形手術って、ダメなんですか?

 

メーシー教授

 

海外の某有名女優が整形に失敗したようじゃ。もともと美しかったのに、残念じゃのう。

 
 
 
さくらなやみ
 
 

どうしてそんな結果になるのですか。

 
 
  
メーシー教授

顔にとっての整形は、無理に顔を捻じ曲げられることと同じ。人にはもともと自然治癒力があるので、捻じ曲げられた顔を元に戻そうと皮膚や筋肉の組織に復元力が働く。そこにシリコンなどを入れておけば、当初の手術後は美しくても、時間が立てば自然治癒力が働くことで、逆に顔にゆがみが生じるということになる。

 

 
さくらなやみ
 

なるほど。やはり無理があるのですね。

 

 
メーシー教授

 

形成外科医であり、世界的名著「潜在意識が答えを知っている」を著したマクスウェル・マルツは自己イメージこそが大切だと言っている。

 

さくらなやみ

 

どういうことですか?

 

 メーシー教授

マクスウェルは、自分の患者に整形を行うと2種類の人間が現れることに気付いた。それは、整形後、仕事と人間関係を楽しみ、イキイキと人生を過ごすグループと、人生に全く変化がなく、整形以前のコンプレックスを解消できないグループがあること。

 
 
 

さくらなやみ

え、そうなんですか・・・。

 

 

メーシー教授

そこでマクスウェルは、整形しても人生が好転しない人は、元々持っている自己イメージが変化しないからではないかと考えた。また、整形によっては心の中は変わらないのであるから、イキイキとした人生を過ごす人は、元々、全ての人が持っている本質的な力を使っている人。つまり、良くも悪くも、全ては自己イメージの使い方こそが人生を決定していると考察した。

 

さくらなやみ

え、すると、自分は自分をどのようにイメージしているかの下にある本質の力は、今出している力や知っている力とは違うということですよね。自分が素晴らしい、才能あふれる、楽しい、など自分をプラスにイメージ出来る人は、その通り、イキイキと楽しい人生が送れ、反対に、人生は辛いもの、苦しいもの、不幸なもの、自分に才能は乏しく、明るい未来もないと自分をイメージする人は、その通りになるということですか。どのような結果となるか、自分で人生を決定しているということですか。

メーシー教授

 

その通り。エニアグラムでは自分の性格タイプについて、ジャイアンタイプ(タイプ8)やウルトラマンタイプ(タイプ9)などと言っているが、実はそれも、後天的に発達した、まるで卵の殻の色のようなものじゃ。卵の殻の下には、誰もが大空を羽ばたく鳥のように素晴らしい本質の力が存在していることに、人間は気づかずに過ごしているのじゃ

 

さくらハッピー

なるほど。すると、さくらは、自分の卵の殻を自分本人だと、勝手にイメージしていたかもしれません。いずれはひよこになり、鳥になって大空を羽ばたくイメージは、卵の殻を見ていただけでは想像できていませんでした。人間の元々の本質は、卵のなかみのように素晴らしいパワーを持っているのですね。そして、自己イメージを変えることによって、その後の人生に大きな、良い影響を与えることが出来るのですね。メーシー教授、今日も役に立つお話を有難う。

(参考:「潜在意識が答えを知っている」マクスウェル・マルツ きこ書房)

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