2017/06/26
「さくらちゃん(大学3年女子大生)」と「メーシー教授」が、
更新のお知らせを受け取るにはメールマガジンへご登録ください。
メーシー教授、いつもお世話になっております。エニアグラムを学習すると、人格的な面が拡がるということを聞いたのですが、具体的はどういうことでしょうか。
人格的な面での成長は、様々な経験や学習によっても学べる。特に、辛い失敗の経験は、よい学習の機会だと言われておる。田中角栄は「失敗はイヤというほどしたほうがいい。そうすると骨身にしみて、判断力、分別ができてくる。これが成長の正体だ」と言ったそうじゃ。まさしく、至言じゃな。
しかし、失敗ばかりで落ち込んでいく人もいるのじゃないでしょうか。
そうとも言える。であるから、失敗の時に、成長に導くガイドが必要になってくる。そのガイド役がエニアグラムの「統合の方向」という概念。
「統合の方向」とは、何ですか?
自分のタイプを知った時、同時に自分の「統合の方向にあるタイプ」を知ることができる。各タイプに一つずつ、「統合の方向にあるタイプ」は存在しておる。例えば、ウルトラマンタイプ(タイプ9)には、峰不二子タイプ(タイプ3)が「統合の方向」にあるタイプじゃ。
「統合の方向にあるタイプ」とは何ですか。
いわば、先生のような存在。ウルトラマンタイプ(タイプ9)に無い特徴が、峰不二子タイプ(タイプ3)にはあるという事じゃ。例えば、ウルトラマンタイプ(タイプ9)に無い特徴は、目標管理。そもそも、目標という観念がウルトラマンタイプ(タイプ9)には存在しない。
ウルトラマンタイプ(タイプ9)には、目標が存在しない。そんなことがあるのでしょうか。
ウルトラマンタイプ(タイプ9)には、目標が存在しない。それは実際に、ウルトラマンタイプ(タイプ9)に聞いて、確かめてみては如何かな。必ず、彼らは目標が立たない、目標は苦手、と答える。であるから、ウルトラマンタイプ(タイプ9)には、目標が自動的に浮かんでくる峰不二子タイプ(タイプ3)が先生となる。
なるほど。それは、従来の研修や学習で学ぶことは無かった内容ですね。
エニアグラムを学習した者だけが、学ぶことができる。
では、大きな失敗を何度も繰り返さなくとも、早く成長できそうですね。
自分が従来持っている自我・気質の特徴だけで、人生を豊かに生きることは難しい。何らかの失敗を通して、人は人格的にも拡がる事は、原理ではある。 ただし、その時、よい方向、別の言葉で言えば自分に不足していた特徴にある「統合の方向のタイプ」を、エニアグラムで予め知っておく、又は手に入れておくことは、大きなメリットじゃ。
エニアグラムの知恵が、より最速、最短で、人格的な成長をかなえてくれるのですね。メーシー教授、今日も良いことを教えてくれて有難うございます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学。ビジネスにも詳しい。野球選手の大谷の読み方を「オオヤ」か「オオタニ」のどちらかも知らないのに、ラジオのキー局で野球選手の人物解説を平気でするなど、かなりユニーク。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
気軽にご自身の気質を診断できる【エニアグラム・カフェ】をオープンしました。以下の悩みや願望を1つでも持つ人にカフェの利用をお勧めします。
・自分の成長する方向や、そのためのポイントを知りたい。
・周囲との人間関係の悩みを改善したい。
・相手に合ったコミュニケーションをとりたい。
・モチベーションアップの方法を知りたい。
・今まで、うまくいかなかった恋愛や結婚で成功したい。
・最新の性格心理学について知りたい。