2015/12/15
「さくらちゃん(大学2年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。
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最近「気づき」という言葉をよく聞きますが、どのような意味なのですか?
「気づき」というのは、普段、この方法しかないと思っていたのに、別の良い方法を発見したり、急に閃いて、その現象の深い本質が分かることなどじゃ。例えば、さくらちゃんのお財布には、カードが沢山入っておるじゃろ。
はい、入っています。時々、どれがどれだか見分けがつかず、銀行やお店で、まごまごしちゃう。
その通り。そこで、ある人は気がついた。いつも使うカードだけ裏返しに差しておくと、見分けがつきやすい。各カード会社がデザインを競っており、それで逆に見分けづらくなっておるので、裏返しの白色の方が目立って識別しやすいということじゃ。これも気づきの一つ。
あ、そうですね。あったま、イイ。って、言うか、それが気づきなんですね。
ただ、既成の事実や情報を頭に入れている人と、気づきがある人とでは、人生や成長に大きな差がでてくる。気づきこそが、人間成長の源泉と言えるのじゃ。
どうすれば、気づけるようになるのですか?
視点を換えること。特に相手視点は重要じゃ。刑事さんが、犯人の立場に立って何度も考えることで気づき、逮捕に繋げるように、相手の立場で考えることはとても効果的。刑事さんが、「現場100回」と言うくらいのレベルで、さくらちゃんが相手の立場でモノを見ることが出来るようになると、人生の質が上級化し、経済的にも人間関係にも大きな変化が現れる。
どうして、みんなは気づきの大切さが分からないのかしら。
自民党で元法務大臣の鳩山邦夫氏は「今までのような、記憶を競う教育の方法では無く、課題を解決する力や、無から有を生み出す創造力を伸ばす教育に替えていかなければ、日本は国際社会に勝つことは出来ない」と最近のTVで発言した。
そうですよね。課題解決も、新たな創造も、全て気づきから生まれますよね。さくらも相手の立場に立って、いつも考えてみます。メーシー教授、今日も良いことを教えてくれて有難う。