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2016/06/03

【メーシー教授】自分のことや未来がよく分からないのは、何故なのか?

「さくらちゃん(大学2年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。

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さくらなやみ

 

私、就職についてとても不安なんですけれど、どうすればよいでしょうか?

 

メーシー教授

 

就職について、不安も持つ人は沢山おる。さくらちゃんは、自分のことは分かっておるかな?

 
 
 
さくらなやみ

 

どういうことですか?

 
 
  
メーシー教授

自分のことが分かると言うのは「自分が自分である」という感覚で、アイデンティティ(自我同一性)といい、「心の身分証明書」のようなものじゃ。具体的には「自分とはいったい何者か?」「何になりたいのか?」などについて答えを持っているか、と言うこと。アイデンティティ(自我同一性)を獲得出来ない青年時代をモラトリアムという。

 

さくらなやみ
 
 

では、私はモラトリアムにいるのね。

 

メーシー教授

 

過去の日本では、就職するとともに、アイデンティティ(自我同一性)は確立するものと考えられてきた。

 

さくらなやみ

 

今は違うんですか?

 

メーシー教授

 

現代はモラトリアムの期間が延び、30歳過ぎまでアイデンティティが確立せず、就職しても転職する若者が多いのう。男性ならば「この仕事が自分の本業であり、この仕事で飯を食い、家族を養い、生きていくのだ」という、実感が持てない。

さくらなやみ

 

アイデンティティを獲得できないと、何か、まずいことがあるのですか?

 

メーシー教授

「自分が自分である」という確信がない状態なので、常に不安がつきまとい、自分の生き方に主体性、積極性が持てない。社会に対して当事者意識のない人間が多くなり、問題化しておる。青年期の重要な課題である“職業と配偶者の選択”が出来ない。

 

さくらなやみ

 

エニアグラムの「9つのタイプ」では、どのような傾向性がありますか?

 

メーシー教授

最もモラトリアムな状態が長く、モラトリアムに執着するのはスナフキンタイプ(タイプ4)。社会的責任やルールから逃れようとする。転職も10回、20回と多く、会社の役割、家庭においても当事者意識が薄い。マスオさんタイプ(タイプ6)も、モラトリアムが多い。以前は「長男だから家の後を継がねばならない」「早く結婚して、子どもを作り、家庭を守るのが男の役目」などの社会規範が強かったが、現代では自由になりすぎ、何を支えに生きていけばよいのか、判断が出来なくなっておるのじゃろう。

さくらなやみ

 

どうすれば、良いのかしら。

 

メーシー教授

「9つのタイプ」で、自分がどのような人間に生まれてきたのかを知ること。自分の根元的な特徴を知ることで、自分の好みや関心の理由、職業やパートナーの選択の傾向性を知ることが出来る。「9つのタイプ」で自分のタイプを理解することは、まるで自分の人生の地図を見るようなもの。自分の未来の姿や結婚する相手のタイプも、なんとなくわかる。

 

さくらハッピー

エニアグラムの「9つのタイプ」で自分を知ることで、自分のアイデンティティ獲得の助けになるのですね。メーシー教授、今日も良いことを教えてくれて有難う。

 

(参考:「性格心理学」ナツメ社)

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