2016/09/19

【メーシー教授】自己理解で人生の成功を

「さくらちゃん（大学2年女子大生）」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。

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エニアグラムでは、「自己理解」のことがよく言われますが「自己理解」は何故、大切なのですか？

 

 

 

エニアグラムにおける自我・気質の「自己理解」は、一般的な「自己理解」とは、深さと人生における影響度が段違いじゃ。

 

 

どうしてですか。

 

 

それでどうなったのですか。

 

 

お母さんは、怖がっていた。長男が出所してきたら、自分と娘である長女も殺されるかもしれないと・・・。子供時代は、ずいぶん手を挙げたらしい。自己流の「こうあるべき」で子供を叱り続けた。

 

 

・・・。

 

しかし、お母さんは自分の勝手なルールによる完全主義的な子供の育て方、人との接し方が間違っていたことに、やっと気がついたとも言っていた。そして、もし自分が、子供から暴力をふるわれたり、またどのような恐ろしい目にあっても、決してその子から離れない、逃げ出さないで子供と向き合って生きるとも言っておった。

 

 

そうなんですか。お母さんは、自分の根源的な自我・気質のエネルギーの過ちを理解して、自分の在り方、子供との接し方の改善に向かったのですね。でも、世の中に、そんな悲惨な状況の人ばかりではないと思いますが。

わしが講師を頼まれ、「発達障害の子を持つ親の会」に招かれて講演をしたことがあった。そして障害を持っているというお子さんを見せてもらった。すると、本当に障害を持った、もともと多動性が激しいなどの症状を持つ子供はゼロで、その子を持つお母さんの方の問題ばかりが発見された。星一徹タイプ（タイプ１）のお母さんの狭いルールの厳しい押し付け、ドラえもんタイプ（タイプ２）の過干渉、スナフキンタイプ（タイプ４）の感情的な叱り方や一貫性の無さ、ジャイアンタイプ（タイプ８）の支配的、攻撃的な育て方などが子供の行動に影響を与え、あたかも子供の方に障害があるように見えていただけじゃった。

 

え、そんなことがあるんですか。

 

お母さん達が自分の潜在的、自動的な自我・気質のエネルギーに乗っ取られて、子育てをしておった。近年、発達障害者が増えていると言われておるようじゃが、実は、育てる側に本質的な自己理解が不足しているからじゃと、わしは考える。子育てにしても、人間関係にしても、潜在意識における「自己理解」をすることで、自分の過ちが分かり、「自己改善」に向かえるのじゃが、残念なことにエニアグラムによる潜在意識のレベルで「自己理解」「自己改善」する人は、まだ少ない。

そうなんですか。人間が自我・気質のレベルで「自己理解」することは大切なんですね。エニアグラムを知って、「自己理解」が進むと、もっと良い子育てや人間関係が構築できると思いました。メーシー教授、今日も良いことを教えていただき、有難うございます。

 

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