2022/10/25
ある社長から、「社内でいじめが起こっている。差別問題もあるようだが、どうすれば良いか」との相談が。どうアドバイスすべきでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、今日も宜しくお願いします。
ある社長から「社内でいじめが起こっている。差別問題もあるようだが、どうすれば良いか」
と相談を受けました。どうアドバイスすれば良いのでしょうか。
いじめ、差別・・・。
無くなるようで、なかなか無くならない問題。
特に差別問題は、まだ根強いようです。
YouTubeで岡田斗司夫さんが、差別について面白い話をしていた。
昔、小学校6年生の道徳の授業で、在日韓国人差別の話し合いがあったそうだ。
はい。
在日韓国人の差別はどうすれば無くなるのかというテーマで話し合いがあった。
それぞれ意見が出るものの大阪の公立の小学校の子どもの意見なので、限界があった。
なるほど。大人でも難しい問題です。
その中である在日韓国人の生徒が「ハイっ」と元気よく手を挙げた。
そして「在日韓国人差別を失くす簡単な方法は、在日韓国人を皆殺しにすれば良いと思う」と発言したそうだ。
えええ、えー。それはどういう事なのでしょうか?
それはその生徒が在日韓国人だったからこそ言えた発言だったわけだが、その意味は深く、単純だ。
と、言われますと・・・。
つまり、元々、解決不可能な問題を差別されていない当事者でもないのに、どうしようこうしようと考えても無駄だという事を高度な言い方で教えた。
なるほど、差別もいじめも、されている側の立場に立てば、自分ならどうするか、答えが分かるということですか。
これも「相手の立場に100回立つ・Empathy」ですね。
今日も良いことを教えて頂き勉強になりました。
有難うございました。