2022/10/06
前回、自己認識の能力の低い人に自己認識させるためには、「自己採点させる」と学びました。そこからどうなるのでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、今日も宜しくお願いします。
前回、自己認識の能力の低い人に自己認識させるためには、「自己採点させる」と伺いました。
そこからどうなるのでしょうか。
自己認識が変化することを「認識変容」という。変容とは外観の変化ではなく内面の変化。
「認識変容」するとどうなるのですか?
単に落ち込む人もいるし、自分のマイナスに挑戦する人もいる。
認識変容の後を上手にリードする技術が必要だ。
技術が必要とはどのような事でしょうか。
例えば「報告」がうまくできない部下がいるとする。
「報・連・相」の報告ですね。
報告には報告を受ける側がいるわけだが、報告者は報告を受ける側の期待が分かっていない。
報告を受ける側には「事前期待」がある。「○○について報告がこのような項目で欲しい」という期待の内容を理解せずに、自分勝手に報告している人は報告がうまくない。
なるほど。報告を受ける側の事前の欲求内容を理解していないのですね。
せめて5W1Hが満たせてもいない報告を行う。
であるから、どのような報告を期待しているかについて事前に教え、何度も「事前期待に沿った報告の方法」を練習させる。
なるほど。行動の仕方を教えて、練習させるのですね。
行動が変化することを「行動変容」という。
なるほど。「認識変容」があり、さらにどのような行動をとることが「事前期待」を満たすかを教え、何度も練習をさせることで「行動変容」が起きるということですね。
今日も良いことを教えて頂き勉強になりました。
有難うございました。