2018/11/13
「さくらちゃん(大学3年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学。ビジネスにも詳しい。野球選手の大谷の読み方を「オオヤ」か「オオタニ」のどちらかも知らないのに、ラジオのキー局で野球選手の人物解説を平気でするなど、かなりユニーク。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
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メーシー教授、こんにちは。
子供の育て方について訊きたいのですが、2人以上の子供を持った時、公平に育てるのか、どちらかに合わせるのか、どうすれば良いのですか。
さくらちゃんは、公平と衡平の違いを知っておるかな?
いえ。公平と衡平の違いは、よく分かりません。
公平は、全てを同じ分量などで分割する、分配すること。衡平は、それぞれの予見的な利益、不利益を含め、バランスを加味して分割、 分配すること。
難しいですね。具体的はどういうことですか?
例えば、親が二人で、子供が二人の家族があったとする。みんなでケーキを分ける時、4つを均等に分けるのが公平。
はい。確かにそうですね。では衡平とは・・・。
親は、いつでも自分で買って食べることが出来る。しかし、子供は自分で買えず、買ってもらうまで、待っていなくてはならない。であるから、子供たちには、親より多く、分配する。これが、衡平。
なるほど。面白いですし、ある意味、公平ですね。エニアグラムではどうなのですか?
エニアグラムをよく知っている親が、二人の子供を育てていた。長女であるタイプ1のイチロータイプの子どもには、叱ることはめったになかった。イチロータイプは、元々、叱責に敏感に反応し過ぎて、囚われが激しくなる傾向がある。だから、本当に、教育の要と思われるところだけ、注意した。
では、2番目のお子さんには?
二番目は、マスオさんタイプの子どもだった。この子にも、あまり注意をすることは無かったが、どのようにしたらよい子なのか、丁寧に教えた。例えば、他の家に行ったら、必ず、その家の良いところを一つほめることなどの社会性を身につけさせた。また、慎重になりすぎて、一歩、前に出られなさそうなときは「お父さんや、お母さんが支えている。失敗しても良いから、やってごらん」と行動を促した。
素晴らしい教育スタイルですね。
教育も一律な公平ではなく、その子の性格タイプに応じた衡平な教育が、成長を高める。
深いお話ですね。もっと、勉強したいと思います。メーシー教授、今日も良いことを教えてくれて有難うございます。
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