2022/07/19
ある社長からの「社員の不安感が強くて仕事に支障があるようだ」との相談。どのように考えれば良いでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、お世話になります。
顧問先のある社長から「社員の不安感が強くて仕事に支障があるようだ」と相談を受けたのですが、どのように考えれば良いでしょうか?
不安感が強い・・・。日本人は一般的に不安感が強いと言われておる。
そこで、ひとつ問題になるのは「認知のゆがみ」のことだ。
「認知のゆがみ」とは何でしょうか。
簡単に言えば、事実と自己認識との乖離の事。
例えば「ポジティブ要素の否定」がある。
「ポジティブ要素の否定」・・・。
どういう事でしょうか。
マイナスであろうとプラスであろうと、全てがマイナス思考に陥ってしまう。例えば金と鉄があっても、事実を見ずに思考をゆがませて、金を鉄と感じてしまう。全ての金属を鉄とも感じてしまう。
全てをマイナスに見てしまうのですね。いわゆる悲観主義ですか。
勝手な不安感じゃ。事実がゆがんで認識されるとろくなことがない。
マイナスな意識からはマイナスな結果を生み出す法則通りに、悪い結果が起きる。
マイナスな不安感情から離れて事実を事実として認識することが大事なのですね。
今日もとても勉強になりました。有難うございました。