2018/11/28
日本人の多くは、お金を不浄なモノ、
悪いモノのように感じている人が、
まだ沢山います。
オレオレ詐欺などのずるいやり方で
お金をだまし取る人や、
違法なことをして儲けたお金のニュースが流れる度に、
お金そのものに悪いイメージが蓄積されていきます。
私も過去、お金に対して偏見を持っていました。
不正に儲けた人間の行為は咎められるべきですが、
お金そのものは、悪くはありません。
幸せな成功者は、お金そのものは
良いモノだととらえています。
お金は、食べ物などのように
腐ることはありませんので、蓄積できます。
また、モノやサービスや時間に交換できる
便利な機能があります。
お金には、増殖機能もあります。
例えば、利子です。
お金は元々このような良いモノであるはずなのに、
問題を感じるのは、お金に感情が
くっついてしまうからです。
お金が無い時に起こりがちな夫婦の
もめごとのやるせなさや、
お金が無くて自分の夢がかなえられなかった悲しさなど、
お金で苦労したマイナスな感情が、
お金そのものを悪者にしています。
そしてそのマイナスな感情を持ちながら、
余計な買い物をして、さらに苦しむ人もいます。
お金に対する不安や恐れ、イライラや怒り、
ウキウキと興奮、またはあえて無感覚であったり、
お金には様々な感情がくっついています。
では、お金に対する良い感情の在り方は、
と言うと「静かな喜びと感謝」です。
お金は、生きるためにある、良いツールです。
「静かな喜びと感謝」は、沢山儲けて、
資産があるからではありません。
多くの資産があっても、孤独な人や、
人間関係のもめごとの多い人は、沢山います。
宝くじで数億円当たった人が、数年で破産したり、
家族が離散した例は、インターネットで検索すれば、
ごまんと出てきます。
お金についての選択は、二つしかありません。
それは、お金を使いこなすか、お金に使われるかです。
宝くじが当たり、大儲けしたと思った人は、
お金に使われて、人生を狂わせてしまった人です。
ですから、お金を上手に使う人になるための
トレーニングを必要とします。
また自分にとって、お金とは何なのかを
見極める必要があります。
大資産家であったロックフェッラーは、
経営はお金儲けのためにするのでは無く、
「社員と共に、静かな喜びと感謝を分かち合うためである」
と言っています。また
「金持ちがきみの唯一の目標なら、
きみは絶対に金持ちになれない」とも言っています。
・お金の特徴と健全な意識
・お金の使い方のトレーニング
・(そもそも)お金は自分にとって何であるのか
お金について、学ぶことは多そうです。
参考:
「ロックフェラー お金の教え」 ジョン・D/ロックフェラー著 サンマーク出版
「お金のIQお金のEQ」 本田健著 ゴマブックス
安村明史
毎回各タイプの講義の他、それぞれのタイプのモデルから赤裸々な内面の性格タイプの特徴も聞くことが出来る充実の内容です。忙しくて通学できない、遠くて通えない、という方にも。
各タイプを一つずつ9回に分けて、じっくり学んでいき、理解を深めます。自己成長と他者理解、それからの自己成長を目的としています。同時に、コーチングも学ぶことで、より実践的に日常やビジネスでの対人関係力を高めるための技術として習得していきます。