2022/09/06
前回は「決断させるのは経験値を高め正答率を上げるため」と学びました。決断する本人として心がけることは何か無いのでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、お世話になります。
先日は「決断させるのは経験値を高め正答率を上げるため」と伺いました。本人として心がけることは何か無いのでしょうか?
大きくは二つ。一つは設計図を描くこと。
成功の結果は、ほぼ設計図の良し悪しで決まる。設計図は、客観性を重視し、専門家からよく話を聞いて、何度か練り直したほうが良い。
なるほど。もう一つとは?
自分への指示書を書く。
自分への指示書とは、何ですか?
上席者ならば、部下への業務指示書を出すはずじゃ。それを自分向けに出す。
それは普通に行っているものですか?
ホリエモンは自分への指示書出しは毎日習慣化していると言っている。
やろうと思えば、5分で出来る。前日か毎朝、A4に書いた自分への指示書を出す。
社長なら秘書がいれば良いかと思いますが。
秘書には出来ない高度な事項を管理する。
一流の人は、常に自分を管理し、プロデュースしている。そのために自分への指示書がある。
もしそれが無かったならばどうなりますか?
自分への指示書が無い人は仕事が抜け落ちるし、設計図に従った将来へのプロセスを管理することが出来ない。
私自身も、自分への指示書が無いと不安で仕方がない。自分がそれほど有能な人間とは思っていないので・・・。
なるほど。自分を管理、プロデュースするために指示書を毎朝でも作り直すのですね。
今日もとても良い勉強になりました。有難うございます。