2022/08/16
前回、指導の方法として、相手の段階、レベルと歩幅に合わせることが大事というお話でした。他には、タイミングも大事とのこと。どういうことでしょうか?性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)専門家のメーシー教授が答えます。
■人物紹介
メーシー教授
秋田県出身。専門は性格応用心理学(エニアグラムコーチング®)。ビジネスにも詳しい。
さくらちゃん
大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。
(さくらちゃんの)パパ
人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。
メーシー教授、お世話になります。
前回は指導の技術ということで、相手の段階、レベルと歩幅に合わせることを教えて頂きました。
他にはどのような注意が必要でしょうか。
タイミングかな。
相手が変わろうとするタイミングが重要じゃ。
と言われますと。
人は、何かにつまづいた時、失敗した時に、次はつまづかないよう、失敗しないように注意をする。
確かにそうですね。
しかし、正しい方法が分かっているわけでは無い。また、新しい習慣が身についているわけでもない。
であるから、変わろうとする意識がある時が指導のチャンスだ。
なるほど。タイミングが大事なのですね。
その時、2段階、3段階もの先を要求してはいけない。必ず次の1段階、1歩を確実に踏ませる。やりすぎると出来ないので、結局最初に戻る。元の木阿弥じゃ。
そうなのですね。自分は、ここぞとばかり高い要求をしていました。
相手の段階を見極め、タイミングを見て、適切な次の段階を指導すると、ずっとついてくる。
なるほど。
本日もとても勉強になりました。
有難うございました。